甘酒で作るしょうが焼き
TOP > 小野寺惠の素敵なレシピ4 > 甘酒で作るしょうが焼き
栄養豊富で体力回復に効果的な甘酒は「飲む点滴」と言われます。江戸時代には暑気払いとして飲む習慣があり、夏になると「甘酒売り」が市中に姿を見せて売り歩きました。私も子どもの頃、明治生まれの祖母が、老舗から取り寄せた甘酒をおちょこで飲ませてくれた思い出があります。
米と麹を発酵させて作る甘酒は、砂糖不使用でも自然な甘みがあり、ビタミンや食物繊維が豊富。他の調味料と合わせて使うとうま味が増すだけでなく、肉そのものも柔らかくなります。
しょうが焼きはレタスやサンチュで巻いて食べると美味。ご飯の上に載せ、刻んだ青ジソやのりを振り掛けて丼物にするのもお薦めです。自分流のアレンジを楽しんでください。一日たれに漬け込んで味をなじませた肉は、そのまま冷凍保存も可能です。
【甘酒で作るしょうが焼き】
〈材料〉 2~3人分
豚肩ローズ肉 200㌘
(A)
甘酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
オイスターソース 小さじ1
蜂蜜 小さじ1
ごま油 小さじ1
おろしショウガ 少々
おろしニンニク 少々
〈作り方〉
- (A)の材料を合わせて漬けだれを作る。
- 豚肩ロース肉を20~30分漬け込む。
- 中火で焼く。
提供:盛岡タイムス