トマトのマフィンとクリームポタージュ
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トマトに含まれている栄養素で特に注目していただきたいのは「リコピン」です。リコピンとは、トマトの特徴的な赤色に含まれる色素で、カロテノイドとも呼ばれており、トマトのほかにはスイカや柿にも含まれています。
リコピンには強い「抗酸化作用」があり、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ血流を改善するほか、肥満や生活習慣病の予防、改善に効果があります。
夏野菜であるトマトは、旬であるこれからの季節に最も栄養価が高くなります。8月に採れるトマトは、冬時期にとれるものよりもリコピンが3倍も多く含まれているそうです。ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。
【トマトのマフィンとクリームポタージュ】
〈材料〉
【トマトのマフィン】
薄力粉 200㌘
ベーキングパウダー 5㌘
無塩バター 120㌘
砂糖 120㌘
全卵 120㌘
トマトジュース 40㌘
ミニトマト 100㌘
白ごま 大さじ1
【トマトのクリームポタージュ】
トマト(大) 1㌔(3~4個)
玉ネギ 100㌘
ネギ(白い部分) 100㌘
ニンニク 1片
バジル(生または乾燥) 少々
バター(無塩でも可) 50㌘
トマトペースト 大さじ2
砂糖 ひとつまみ
ブーケガルニ 1個
小麦粉 大さじ2
固形スープ 4個
生クリーム 50cc
塩 適量
こしょう 適量
生トマトの角切り 100㌘
〈作り方〉
①薄力粉とベーキングパウダーをよく混ぜ、ふるっておく。
②室温で柔らかくしたバターをボウルに入れ、クリーム状になるまで練り、砂糖を加えてさらに白っぽくなるまで混ぜる。
➂②によく溶いた卵を少しずつ加える。
④➂に➀を加えて、ヘラでさっくりと混ぜる。
⑤トマトジュースと、4~6等分に切ったミニトマト、白ごまを④に加え混ぜる。
⑥型に入れ170度で18分焼成する。
※60㌘ずつ型に入れると、10個ほどできます。
【トマトのクリームポタージュ】
➀トマトは8つに縦割りにし、玉ネギ、ネギ、ニンニクは薄くスライスする。
②➀の玉ネギ、ネギ、ニンニクとバジルをバターで色が付かないように(しなっとするまで)炒める。
➂②へトマトペースト、トマト、塩、こしょう、砂糖、ブーケガルニ、小麦粉の順に加え、弱火のまま約15分弱煮る。
④➂にブイヨンを加え、弱火のまま35分、時々かき混ぜながら煮る。
⑤④からブーケガルニを取り出し、粗熱をとってからミキサーにかける。そして細かい目のこし器でこして、生クリームを加え、数分煮てから味を調える。
⑥器に盛り、バジルとトマトの角切りを浮き実として浮かべる。お好みでゆるく泡立てた生クリームを浮かべ、完成。