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秋の薬膳野菜カレー

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薬膳は健康増進や病気の予防治療、不老長寿などを目的に中国で生まれた料理です。難しく考え過ぎず、手軽に献立に取り入れてみましょう。

薬膳カレー粉(カレールー)は、雑穀やスパイスを漢方の知恵を生かしてブレンドした市販品。大型
スーパーや健康食品の店などで簡単に手に入ります。緑黄色野菜は体に良いビタミンやミネラルが豊
富。オクラの粘りに含まれるペクチンは腸を整え、コレステロールを排出する作用や、便秘を防いで
大腸がんを予防する効果もあると言われています。

人生はうまくいく時ばかりではありません。時には撤退し、次に進むための英気を養う決断も必要。薬効もある料理で心と体をいたわってください。

【秋の薬膳野菜カレー】

〈材料〉4人分
牛肉           300㌘
蜂蜜           10㌘
ショウガすり下ろし    5㌘
ニンニクすり下ろし    5㌘
オクラ        20本程度
ミニトマト        10個
ズッキーニ        2本
ネギ           2本
薬膳(雑穀)カレー粉 市販1袋

〈作り方〉

  1. 蜂蜜、ショウガとニンニクのすり下ろしを牛肉にもみ込み10分置く(この一手間で牛肉が軟らかく仕上がる)。
  2. ズッキーニは短冊切り、ミニトマトはへたを取って洗う。ネギは小口切り。
  3. オリーブ油を鍋に入れ、熱が入ったら、小口切りにしたネギと、ミニトマト、オクラ、ズッキーニ、牛肉を入れて、よく炒める。
  4. そこに水800㏄を入れ、10分煮込む。薬膳カレー粉を入れ、さらに弱火で10分煮込む。

※カレールーは容量によって適宜、水分を調整してください。

★写真は市販の「十六穀米」と黒米を入れて、雑穀ご飯にしています。炊き込み用の雑穀も上手に活用しましょう。

 

 

提供:盛岡タイムズ


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