柿と生ハムとチーズのサラダ
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風が冷たくなり、すっかり秋を感じさせる気候となってきました。道行くかたわら、畑や庭先などで鈴なりの柿の木が見られる頃ですね。今回は、その柿を使ったお料理をご紹介します。
柿はまさに10月の今が旬。栄養価が豊富に含まれていて、その栄養価は「柿が赤くなれば医者が青くなる」とことわざで言われるほどです。柿にはビタミンAとCが豊富で、特にビタミンCは柿一つで一日の必要量をほぼまかなえるほど多く含まれているそう。さらに柿の実だけではなく柿の葉には、レモンの約20倍といわれるほどのビタミンCが含まれていて、柿の葉茶などに活用されています。また、血圧を下げるタンニンや、食物繊維も豊富で、免疫力を高めたり、美肌にも効果があります。
岩手県ですと釜石市の甲子柿が有名ですが、この甲子柿は「ベータクリプトキサンチン」という骨粗しょう症などを予防し、免疫力などを高める効果のある成分の含有量が秀でているものとして、今年の８月に消費者庁所管の機能性表示食品となりました。
ちなみに、10月26日は柿の日。大の柿好きとしても知られる正岡子規が、「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」という有名な句を書いた日なのだそうです。旬の柿を食べて一句詠むのも風流なのでは。
【柿と生ハムとチーズのサラダ】
〈材料〉
生ハム 40㌘
ベビーリーフ １個(小)
※大の時は半量
レタス ４枚
柿 １個(大)
くるみ（粗みじん切り） 適宜
クリームチーズ 適宜
黒こしょう 適宜
◎ハニーレモンドレッシング
レモン 輪切り２枚
レモン果汁 大さじ2分の１
はちみつ 小さじ１
塩 小さじ４分の１
サラダ油 大さじ２
黒こしょう 少々
◎フレンチドレッシング
サラダ油 大さじ３
★A
酢 大さじ１
砂糖 小さじ４分の１
塩 小さじ３分の１
黒こしょう 少々
〈作り方〉
柿と生ハムとチーズのサラダ
①レタスを食べやすい大きさにちぎり、柿は16等分にカットする。
②ちぎったレタスとベビーリーフを混ぜ合わせて皿に盛り、生ハムと柿をのせてお好みのドレッシングをかける。
③ちぎったクリームチーズとくるみをのせて完成。
◎ハニーレモンドレッシング
➀レモンは皮をむいていちょう切りにし、残りの材料と混ぜ合わせる。
◎フレンチドレッシング
➀ボウルに★Aの材料を入れ、砂糖が溶けるまでよく混ぜる。
②➀にサラダ油を少しずつ加えながら混ぜ合わせる。
