レモンチキン
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気温は少し下がりましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いています。そんなときにおすすめの、さっぱりレモンチキンをご紹介します。
ポイントはとり肉の皮をパリパリになるまでじっくり焼くこと。このレシピではかたくり粉をもも肉につけて焼きますが、かたくり粉は皮の方だけにつけるとパリッと焼きあがります。裏表どちらにもつけてしまうと、仕上がりがべたべたになってしまうので注意しましょう。
今回注目したい食材はレモン。
まずレモンは体の糖化を予防してくれる食材です。糖化とは、余分な糖質が体の中のたんぱく質や脂質と結びつき、細胞を劣化させ、老化などを促進させる現象で、「体のコゲ」ともいわれます。レモンに含まれるクエン酸は、糖の吸収を緩やかにしてくれる効果のほか、食品中の糖を減らす働きがあり、糖化を予防してくれます。焼き物や揚げ物にはレモン汁を少し加えるとよいそうです。
また、レモンの皮には疲労回復に効果のあるビタミンEがたくさん含まれています。今月は寒暖差が激しく、体に疲れがたまりやすくなっているかと思いますので、捨てることなく使いたいですね。
【レモンチキン】
〈材料〉
とりもも肉 2枚
かたくり粉 適量
サラダ油 大さじ2分の1
塩 少々
酒 少々
◎A
薄口しょうゆ 大さじ2分の1
レモン果汁 大さじ2分の1
砂糖 大さじ1
しょうが(すりおろし)1かけ分
◎B
レモンの皮(千切り)2分の1個
けしの実 小さじ1
白・黒ごま 各小さじ1
〈作り方〉
①とりもも肉に塩と酒をまぶす。
②①にかたくり粉を薄くまぶし、サラダ油をひいたフライパンを弱火にかけて、とりもも肉の皮目を裏表10分ほどかけてじっくり焼く。
③焼きあがる直前に肉を端に寄せ、空いたスペースにAの材料を入れ、半量くらいに煮詰めて肉に手早くからめる。
④火を止め、熱いうちにBをのせてしばらくおく。それからフライパンから取り出し、食べやすい大きさに切って盛り付ける。