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イカのマリネ トスカナ風

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お酢の爽やかな酸味が効いたイカのマリネです。
 マリネとは、食材を酢などからなる漬け汁に浸す料理のこと。フランス語では「マリネ」ではなく「マリナード」、イタリアでは「マリナータ」と呼ばれます。日本語の「マリネ」は、フランス語の形容詞「marine(「マリネの」の意)」に由来します。マリネという言葉は、フランス語の「marin(「海の」の意)」から派生しており、食材を海水に漬けた調理法が元になっているといわれています。
 そしてメインに使われているイカは高タンパクで低脂肪。また、肝臓の働きを活発にするタウリンが豊富に含まれているほか、消化率もよい食材です。このお料理のポイントは、五月イカ、ダルマイカ、小ヤリイカなどの小振りなイカを使うこと。大きいイカを使う時は、切って使いましょう。
 梅雨に入り、食欲も落ちがちなこの季節にさっぱりと食べられるお料理です。ぜひ試してみてください。

【イカのマリネ トスカナ風】

〈材料〉(4人分)

小型のイカ          500㌘
酢                        10㏄
タマネギ           小1個
水               適量
◎マリネード液
オリーブ油            30㏄
ニンニク(みじん切り)    1片分
たまねぎ        中2分の1個
塩               適量
白ワインビネガー 4分の3~1カップ
セイジ         10㌢のもの2本
ローズマリー      10㌢のもの3本
月桂樹             1枚

〈作り方〉

①イカは足を抜いて、内臓、骨、目を取り除き、洗ってざるにあげておく。
②タマネギ小1個は大きめに切る。
③鍋に入れたイカがかぶる程度の水、酢、②のタマネギを加えて3分煮立て、①のイカを足も一緒に入れてサッとゆで、ざるにあげる。
➃マリネード液を作る。タマネギ2分の1個を、繊維に沿って3㍉ほどの薄切りにする。
⑤鍋にオリーブ油、ニンニク、タマネギを入れて軽く炒め、ビネガーとハーブ類を加え約1分煮立てたあと、塩で味を調える。
⑥容器に③のイカと⑤のマリネード液を入れ、3時間ほど漬けこむ。
⑦常温のまま、もしくは冷たくして食べる。

 提供:盛岡タイムズ


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