カツオの和風カルパッチョ
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カツオの旬は初夏と秋の2回あり、夏に出回るカツオは、脂が控えめで身が引き締まっています。酸味の効いたドレッシングであえるカルパッチョは、夏のカツオのおいしさを引き立てるレシピ。オリーブ油とごま油の絶妙な組み合わせがポイントです。カツオのビタミンB含有量は魚肉の中でもトップクラス。ネギやニンニクなど薬味と一緒に食べると、生臭みを消して風味を増すだけでなく、ビタミンBの働きを一層、高める効果があります。ナイアシンも豊富で血行を良くするため、慢性疲労や足のだるさの解消に役立ちます。
私が東京目黒の実家で育ったころは、周囲に昭和の風情が色濃く残っていました。盛夏、風鈴の音が響く座敷で、カツオをつまみにビールを飲む父の後ろ姿を思い出します。
【カツオの和風カルパッチョ】
〈材料〉4人分
カツオの刺身 300㌘
青ジソ 8枚
レタス 2分の1個
ミョウガ 3個
万能ネギ 5本
トマト 2個
★スタミナドレッシング
おろしニンニク 1片分
麺つゆ 大さじ2
オリーブ油 20㌘
ごま油 10㌘
酢(リンゴ酢でも) 20㌘
〈作り方〉
- カツオの刺身は5㍉に切る。青ジソ、レタスは冷水に付けパリッとさせる。ミョウガは縦に細切り。万能ネギは小口切り。トマトは1個ずつ8等分のくし切りにする。
- 器にカツオを盛り、ちぎった青ジソとレタス、ミョウガ、トマトを盛り合わせ、万能ネギを散らす。
- ドレッシングの材料をよく混ぜ、食べる直前にかける。
【チーズエッグ春巻き】
春巻きの皮 適量
溶けるチーズ 適量
とき卵 適量
サラダ油 適量
〈作り方〉
- 春巻きの皮に溶けるチーズを入れて巻く。
- とき卵にくぐらせ、180度のサラダ油で3分揚げる。
※ビールのおつまみや子どものおやつにぴったりです。チーズと一緒にウインナーやカニを入れても美味。とき卵をくぐらせることで、ふんわりした仕上がりになります。
提供:盛岡タイムス