手作りおやつの力
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前回に続き、時間がたったリンゴでも、おいしくいただけるレシピを紹介します。リンゴのピューレは、完全なペースト状ではなく、リンゴのシャキシャキとした食感と酸味を残しています。甘く滑らかなゼリーとの相性は抜群。見た目も美しく仕上がります。
ミルクゼリーは牛乳と砂糖だけで作るシンプルなものですが、こくがあり、育ち盛りの子どもたちのおやつやデザートにぴったり。私の娘が大好きなおやつの一つでした。ピューレをたくさん作って保存する場合は、よく空気を抜いて冷凍してください。
手作りおやつは、ごく簡単なものでも子どもたちの記憶に、しっかり刻まれ、人生の心の栄養になります。就職、進学と間もなく巣立ちを迎えるお子さんがいる家庭もおありでしょう。慌ただしい日々ですが、たまには思い出作りに時間を費やすのも、いいものです。
【リンゴのピューレ】
<材料>
リンゴ 1個
蜂蜜 大さじ1
<作り方>
①リンゴは皮をむき6分の1の大きさにカットして鍋に入れる。
②鍋の底から1㌢ほどの水を入れ弱めの中火にかける。
③ふたをして煮立ったらやや弱めて、蜂蜜大さじ1を入れ10分ほど煮る。
④ふんわりと一回りほど大きくなったら、ふたをしたまま粗熱を取る。
⑤煮汁ごとマッシャーもしくはフォークでつぶす。
【ミルクゼリー】
<材料>
牛乳 500cc
砂糖 60㌘
粉ゼラチン 15㌘
水 90cc
<作り方>
①冷水に粉ゼラチンを振り入れてふやかしておく。
②鍋に牛乳、砂糖を入れて火に掛け、沸騰直前まで温める。
砂糖が溶けたら火から下ろし、ふやかしたゼラチンを加えて溶かす。
③網でこしてから器に流し入れ冷蔵庫で冷やし固める。
提供:盛岡タイムズ