家族で味わう簡単茶わん蒸し
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秋が深まりました。熱々のおいしい「茶わん蒸し」を突然、食べたくなることはありませんか。思い立った時、家庭で簡単にできる方法を紹介します。
一人ひとり個別の器でいただく茶わん蒸しは上品で、特別な日の料理のイメージ。作るのもちょっと肩に力が入りますが、家族の分を一つの器で作ってしまえば、楽ちんです。具も、どの家庭にもありそうな缶詰と春雨を利用しました。
ブルブルとちょっと緩めの仕上がりで、赤ちゃんの離乳食や高齢者の介護食としても便利。小さな孫がいるわが家でも人気メニューです。
主菜としてボリュームアップしたい場合は、具に、しょうゆをまぶし焦げ目を付けた2センチ角の焼き餅を散らしてみてください。餅がとろりと溶け、格別のおいしさです。ホタテ缶は、カニ缶やアサリ缶でも代用可。各家庭の味を工夫してみましょう。
【春雨入り茶わん蒸し】
〈材料〉4人分
春雨 30㌘
ホタテ缶 小1缶
万能ネギ 少量
卵 3個
※調味料
塩 小さじ1
酒 大さじ1
鶏がらスープ 500cc
薄口しょうゆ 小さじ1
〈作り方〉
- 春雨は高温でさっとゆでる。30分以上、よく水切りし、ざく切りにする。
- 卵は、よく溶きほぐし、スープ、調味料と混ぜ合わせる。
- 耐熱性の大きめの器に卵液が流しいれ、ほぐしたホタテをチラシ、春雨を加える。
- 沸騰した蒸し器で最初は強火で5分、この後、弱火で13~14分蒸す。
- 蒸し器から取り出し、粗みじん切りにした万能ねぎを散らす。
提供:盛岡タイムス