チキンのパルメジアーナ
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サッカーW杯が近づいてきました。選手たちへのエールを込め、今月はブラジルの定番メニューを紹介します。
ブラジルは「輸出量が世界一」と言われるほど鶏肉の生産が盛ん。パルメジアーナはチキンカツに新鮮なトマトソースとチーズをかけた定番の家庭料理です。ボリュームがあるのでディナーにもお薦め。写真では仕上げに粉チーズを使いましたが、ピザ用チーズでとろりと仕上げると、本場の味わいに近づきます。
鶏肉のたんぱく質には、毎日の食事で取らなければならない必須アミノ酸がバランス良く含まれています。胸肉は皮膚や粘膜の健康に良いビタミンAや代謝を高めるビタミンB群、ナイアシンも豊富です。
【チキンのパルメジアーナ】
〈材料〉2人分
鶏胸肉 1枚
塩・こしょう 少々
薄力粉 40㌘
卵 25㌘
パン粉 200㌘
黒こしょう 少々
サラダ油(揚げ油) 適量
ピザ用チーズ(仕上げ用) 適宜
パセリ 少々
★トマトソース
オリーブ油 15㌘
ニンニク 1片
トマトの水煮缶 200㌘
スープの素(顆粒) 5㌘
バジル、オレガノ 2㌘
ケチャップ 10㌘
〈作り方〉
★トマトソース
- 小鍋にオリーブ油とニンニクのみじん切りを入れ、中火にかけて香りが出るまで炒める。
- トマトの水煮を入れ、スープの素、バジル、オレガノ、ケチャップを入れて煮る。軽く煮立ったところで火を止める。
★チキンカツ
- パン粉はフードプロセッサーで撹拌(かくはん)し細かくする。卵を腰がなくなるまで溶きほぐして粉チーズ、黒こしょうを入れて混ぜておく。
- 鶏胸肉は皮を取り、厚い部分は均等になるよう包丁の背でたたき、1㌢程度の厚さにする。
- 塩、こしょうをして薄力粉、卵液、パン粉の順につける。
- フライパンにサラダ油を2~3㌢入れて熱し、鶏肉の両面をこんがりキツネ色になるまで揚げる。
★仕上げ
肉にトマトソースをかけ、ピザ用チーズをのせて溶けてきたら、パセリを振る。
提供:盛岡タイムス