きのこのオイスター炒め
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秋の味覚の代表格であるきのこをたっぷり使ったお料理をご紹介します。
ハウス栽培などによって年中出回り、店頭で見られるようになってきたきのこ類ですが、天然ものの主な旬は秋。旬のきのこは香りも味もよく、食べ応え満点です。
きのこは低カロリーですがとても栄養の詰まった食材。ビタミンDやビタミンBのほか、カリウムなどのミネラルが多く含まれています。また、食物繊維の含有量がとても多く、腸内環境を整えたり、食べる量は少量でも満腹感をもたらしたりと、ダイエットには最適の食材です。
まいたけを選ぶ際は、傘に張りがあり茎の切り口が白いものを、しめじを選ぶ際は、傘が開きすぎず、弾力があって柄がしっかりしているものを、エリンギを選ぶ際は、ヒダや茎が白く、黄色くなっていないものを選ぶようにしましょう。お店での目利きも重要です。
お料理のポイントは、水溶き片栗粉を作るとき、片栗粉を水で溶いたあと30分ほど時間をおくことです。そうすることで粉っぽくならずに仕上げることができます。また、お好みで水溶き片栗粉の硬さを調節して作ってみてください。
【きのこのオイスター炒め】
〈材料〉
まいたけ 1パック
しめじ 1パック
エリンギ 1パック
にんにく(みじん切り)
小さじ2分の1
ねぎ(みじん切り) 大さじ1
しょうが(みじん切り)小さじ1
酒 大さじ1
サラダ油 小さじ2
こしょう 少々
水溶き片栗粉(かたくり1:水2)
少々
オイスターだれ
大さじ2と3分の1
◎オイスターだれ
砂糖 小さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
〈作り方〉
①各きのこの石づきをとってほぐし、食べやすい大きさに切って鍋に入れ、酒を加えて中火にかけてふたをする。
②20秒ほどしたらふたを取り、強火にして木べらで返しながら、焼き目をつけつつしんなりするまで炒める。
③中華鍋にサラダ油を入れて熱し、弱火でにんにくを炒める。にんにくが薄く色づいたら、ねぎとしょうがを加えて炒める。
④③の香りがたったら強火にし、②を加えて大きく返しながら炒める。
⑤④にオイスターだれ、こしょうを加え、全体にまんべんなく絡むまで炒める。
⑥水溶き片栗粉を加え、ゆるくとろみが付いたら火を止めて完成。