秋ナスをダイナミックに
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ナスは6月ころから出回りますが、最もおいしいのが秋です。「秋なすは嫁に食わすな」ということわざの意昧は「憎らしい嫁においしいナスを食べさせるのはもったいない」という意味、「秋ナスは体を冷やすから大事な嫁に食べさせるな」という意昧、さらに「秋ナスは種が少ないので、子種ができなくなるから食べさせるな」という意昧でも使われるようです。
ナスには、ほてった体を冷ます効果があります。涼しい季節はチーズやバターなど熱量が高い食材と合わせてバランスを取るといいでしょう。とろけるチーズを載せても美味です。緑色を加えるためにピーマンを使う方法もありますが、味にクセが出てしまうので今回はパセリにしました。刻んだトマトは炒め過ぎないよう注意しましょう。焼き時間の目安は5~10分。それぞれ家庭のオーブンの様子を見ながら加減してください。
【ナスのボリューム焼き】
〈材料〉4人分
ナス 大4個
トマト 大1個
玉ネギ 2分の1個
バター 大さじ 2
塩 少々
こしょう 少々
刻みパセリ 少々
粉チーズ 少々
〈作り方〉
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ナスはへたを取り、縦半分に切って水にさらし、あくを抜く。
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トマトは湯むきして種を取り、さいの目に、玉ネギは荒みじん切りにする。
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鍋にバター大さじ1を溶けるぐらいに熱し、玉ネギをしんなりするまで炒める。トマトを加えて塩、こしょうを振る。
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アルミ箔(はく)をナスの大きさに合わせて切り、①のナスの水気を切って、切り口を上にして並べる。③を載せ、バター大さじ1を所々に載せて刻みパセリと粉チーズを振りかける。
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⑤ 180~200度に熱したオーブンまたはオーブントースターで軟らかくなるまで焼く。
提供:盛岡タイムス