シナモンで爽やかに
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シナモンは「桂皮」と呼ばれ、古くから漠方薬やスパイスとして使われてきました。体を温め、血流を促すので、毛細血管の老化防止をはじめ、美肌や薄毛予防にも効果があると言われています。
パピルスや旧約聖書の中にも登場しますから「最古のスパイス」というのもうなずけます。スパイスとして使う程度であれば、全く問題ありませんが、過剰摂取は、含まれる成分で肝機能障害を起こす可能性が指摘 されています。良薬も適量が肝心です。
フレンチトーストは、そのままでも十分、おいしいのですが、シナモンがふわっと香ると、おしゃれで、気持ちまで爽やかになります。
パンを焼く際、バターとオリーブ油を混ぜるのがこつ。焦げ過ぎず、香りよく仕上がります。母の日に主人が作ってくれた思い出の味 。大人のティータイムにどうぞ。
【シナモン風味のフレンチトース】
〈材料〉1~2人分
山型食パン(4 枚切り) 1枚
卵 1個
牛乳 1 0 0 cc
きび砂糖 大さじ2
シナモンスティック 4分の1本
バター 大さじ1
オリーブ油 大さじ1
※仕上げの盛り付け
きび砂糖 少々
バナナ 1本
イチゴ 1個
ミント 適宜
蜂蜜 適宜
〈作り方〉
- 鍋に牛乳、きび砂糖、シナモンを入れ弱火で温める。シナモンの香りが牛乳に移ったら、火を止めて冷ます。
- ボウルに卵を入れて割りほぐし、①をこしながら加える。
- パンを半分に切ったものを②の液に浸す。フライパンにバターとオリーブ油を温め、中火で片面ずつ焼いていく。
- バナナは縦に半分、横に半分に切る。バターでソテーし蜂蜜をかける。イチゴは1個を4枚の薄切りにして重ねる。きび砂糖を少々振ったフレンチトーストとフルーツを皿に盛り付け、ミントを飾って仕上げる
提供:盛岡タイムス