だし卵と菜の花のあんかけ丼
TOP > 小野寺惠の素敵なレシピ6 > だし卵と菜の花のあんかけ丼
新年度がスタートし、本格的な春を迎えています。簡単で季節感たっぷりの丼を作りました。
おなじみの「だし卵」ですが、調味料を入れるタイミングで、仕上がりは、かなり違います。卵に砂糖をよく混ぜ、味をなじませてから、だし汁を加えましょう。昔から調味料は「さ(砂糖)し(塩)す(酢)せ(しょうゆ)そ(みそ)」の順番で、と言われますが、まさにその通り。浸透しにくい甘みをしっかり付けた後、だし汁を加えると風味が生きるのです。
卵の黄色、菜の花の緑、桜エビのピンクと見た目も華やか。気分まで明るくなります。春のおもてなしやお祝いの食卓に、ぜひ、試してみてください。
【だし卵と菜の花のあんかけ丼】
〈材料〉
卵 4個
だし汁 80cc
砂糖 大さじ4
塩 少々
菜の花 適量
桜エビ 適量
ごはん(好みで雑穀ご飯に)適量
※あん
だし汁 200cc
薄口しょうゆ 大さじ1
片栗粉 小さじ2
水 小さじ2
〈作り方〉
-
卵は、よく溶き、砂糖を加えて混ぜる。さらに塩を入れて混ぜ、だし汁を少しずつ加えていく。
-
卵焼き機に①を流し、四角に焼く。
-
菜の花は、さっと湯がいておく。
-
ご飯の上に、②の卵焼きを食べやすい大きさに切って載せる。
-
「あん」は、鍋にだし汁を入れ、軽く沸騰させて薄口しょうゆを入れる。水溶き片栗粉を加え、混ぜながら、とろみを付ける。
- ④の上にあんをかけ、菜の花と桜エビを飾る。
提供:盛岡タイムス