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夏野菜と鶏肉のバターライス丼

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 ぐずついた空模様の日が多い夏です。本来の暑さはどこへやら。盆が過ぎ、秋の気配すら漂い始め、日照不足が心配です。はっきりしない天気が続き、体調を崩しがちな人も多いのではないでしょうか。疲れが残りやすい、この季節、スタミナ料理で体をリセットしましょう。

 鶏胸肉は、オリーブ油に漬け込んでから焼き上げると、パサパサにならず、皮はパリッと中はジューシーに仕上がります。経済的な上、夏野菜との相性も抜群です。ケチャップとしょうゆをベースに、あらゆる年代に食べやすい味付けにしました。白いご飯にかけても美味ですが、バターライスにすると風味も増し、食欲をそそります。部活や勉強で忙しい夏を過ごしていた子どもたちにも大好評でした。

 ナスやピーマン、トマト、カボチャといった夏野菜は、カロチン、ビタミンC、ビタミンEなどを豊富に含むものが多く、夏バテを防止します。天候不順による高値がやや気になりますが、新鮮で栄養価が高い地場野菜を上手に利用してください。

【夏野菜と鶏肉のバターライス丼】

〈材料〉 3~4人分

トマト           2個
鶏胸肉       300グラム
キュウリ          1本
赤ピーマン         1個
タマネギ       2分の1個
ナス            1本
ニンニク         1かけ
ケチャップ      30グラム
顆(か)粒スープの素 10グラム
オリーブ油(漬け込み用)  15㏄
オリーブ油(炒め用)    15㏄
しょうゆ        小さじ2
塩、コショウ        少々
レモン      8分の1カット
※バターライス
温かいご飯    茶わん約4杯分
バター        40グラム
コショウ          少々

〈作り方〉

    1. 鶏胸肉は3~4㌢幅の食べやすい大きさに切る。塩、コショウを振り、オリーブ油に30分ぐらい漬ける。

    2. フライパンを温め、①を中火で軽く焦げ目が付くまで両面焼く。

    3. キュウリ、赤ピーマン、タマネギ、ナス、トマトは1センチ角に切る。

    4. フライパンにオリーブ油を加え、ニンニクを弱火で香りがたつまで炒める。

    5. ④のニンニクを取り出し、③の野菜を加え、中火でしんなりするまで炒める。

    6. ⑤にケチャップ、顆粒スープの素、しょうゆ、塩、コショウを加えて炒めたら中火で10分ほど煮る。

    7. 温かいご飯にバター、コショウを加えて混ぜ、バターライスを作る。

    8. バターライスの上に鶏胸肉、⑥のソースをかけ、レモンを添えて出来上がり。レモンを搾って食べると、さっぱりとして美味。

提供:盛岡タイムス


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