北限のゆず鶏塩の空揚げ
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陸前高田市で栽培される「北限のゆず」との出合いは、東日本大震災前にさかのぼります。初めて川の駅よこたで、このユズの香りをかいだとき、芳醇な香りに驚きました。地元の障害者就労継続支援事業所あすなろホームの利用者さんと、このユズを使ったシフォンケーキやクッキーの製造に取り組んだことは、前回も紹介しました。大津波のあと、県沿岸広域振興局の委託事業で生まれたのが「ゆず塩」です。同じ被災地である陸前高田市を支援するため、野田村が野田塩を提供することを快諾してくれました。揚げたての鶏の空揚げに、一振りすると格別の味わいです。ゆず塩は季節限定商品で、地元産直などで購入できます。手に入らない場合は、市販のレモンやユズの搾り汁でも代用できますが、一度は「北限のゆず」の本物の香りを試してみてください。
【北限のゆず塩鶏の空揚げ】
北限のゆず塩 適量
鶏もも肉 300㌘
片栗粉 大さじ3
しょうゆ 大さじ3
酒 大さじ3
牛乳 大さじ1
にんにく(擦り下ろし) 1かけ
はちみつ 小さじ1
塩 少々
こしょう 少々
サラダ油 300cc
〈作り方〉
- 鶏肉は食べやすいサイズに切り、塩、こしょうを振っておく。
- 鶏肉をはちみつでもんでおき、ビニール袋に牛乳、ニンニク、酒、しょうゆを入れその中に鶏肉を入れて、さらにもみ込む。そのまま30分置いておく。
- 別のビニール袋に片栗粉を入れ、そこに鶏肉を移し、粉をよくまぶす。
- サラダ油を中火で温め、低温(160~170度)で揚げる。最後に火を強め、カリカリに揚げる。
- ゆず塩を振りかける。
提供:盛岡タイムス