新タマネギのドレッシングうどん
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新タマネギは一般的に春が旬ですが、冷涼な気候の岩手は、これからの季節、地元産の新タマネギが産直などに並びます。収穫してすぐに出荷されるので、肉厚で甘みが強く、みずみずしいのが特徴。生でおいしく食べられます。
独特の香りや辛みのもとになっているのが「硫化アリル」。この成分は、炭水化物をエネルギーに変えるビタミンB1の吸収を助けます。このため、ビタミンB1を豊富に含む豚肉などと一緒にタマネギを食べると疲労回復に効果的。新陳代謝を活発にし、コレステロールの代謝も促すので、結果的に血液をサラサラにします。硫化アリルは熱に弱いため、新タマネギを生で食べるのが一番です。
昔、母が軽くキャベツをゆがいて油揚げと混ぜ、かつぶしをまぶして、うどんに載せてくれました。キャベツをレタスに替え、爽やかにアレンジしたのが、このレシピ。生タマネギをたっぷり取って健康増進につなげましょう。
【新タマネギのドレッシングうどん】
〈材料〉1人分
レタス 4~5枚
新タマネギ 2分の1個
油揚げ 2分の1枚
青ジソ 2枚
一味唐辛子 少々
うどん 1玉
麺つゆ 適量
※ドレッシング
しょうゆ 大さじ2
酢 大さじ2
新タマネギのすりおろし 2分の1個
〈作り方〉
- レタスは一口大にちぎる。
- 新タマネギはスライスして水にさらす。
- 油揚げは、熱湯をかけたあと余分な水分を拭き取って油抜きする。軽く焼き、1㌢角、もしくはたんざくに切る。
- ドレッシングは材料を混ぜ合わせる。
- うどんをゆで、冷水で洗い、水気を切って皿に盛り付ける。
- 器にレタスを敷き、タマネギ、油揚げを盛る(初めからうどんの上に盛り付けてもいい)。
- 仕上げにドレッシングをかけ、千切りした青ジソと一味唐辛子を少々かける。
- 好みで麺つゆを加える。
提供:盛岡タイムス