シイタケと鶏ササミの春巻き
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岩手は全国屈指のシイタケ生産県。全国椎茸品評会で幾度も優勝、準優勝を果たすなど食味の良さでも知られていました。
東日本大震災による福島第一原発事故で、シイタケ農家は苦境に立たされました。県南では現在も出荷制限が続いている地域があり、胸が痛むばかりです。市場に出回っているシイタケは、厳しい検査を経て安全が確認されたもの。食卓に上手に取り入れ、生産農家を地元から応援したいと思います。
シイタケは低カロリーで食物繊維が豊富。たんぱく質やアミノ酸、ミネラル、ビタミンなどを含み、おいしいだけでなく、健康食材としても注目されています。成分の一つのエリタデニンは、悪玉コレステロールを低下させる効果もあると言われています。煮物や天ぷらが定番ですが、今回は、チーズと青ジソを効かせた中華風スナックにアレンジ。ビールのおつまみにもぴったりです。
【シイタケと鶏ササミの春巻き】
〈材料〉春巻き20個分
生シイタケ 3枚
長ネギ 1本
ニンニク 2片
鶏ササミ 4本
ごま油 適量
春巻きの皮 20枚
サラダ油 適量
青ジソ 20枚
溶けるチーズ 20枚
しょうゆ 大さじ2
からし 小さじ2分の1
(しょうゆ・からしは等分し、A、B、2つに分けておく)
〈作り方〉
- 鶏ササミは、横に筋を3本入れる。フライパンに、ごま油を入れて温め、両面、香ばしく焼く。中が少し火が通るぐらいになったら、取り出し、ほぐす。
- 生シイタケ、長ネギ、ニンニクをみじん切りにしてボウルにいれ、Aを入れ混ぜ合わせる。
- ②にほぐしたササミを入れ、Bを加えて混ぜ合わせ、具を作る。出来上がった具をおおむね20等分する。
- 春巻きの皮の上に具を載せ、その上に1枚を半分にしたチーズを載せる。さらに青ジソを置き、残り半分のチーズを載せ、皮の両端を織り込むように巻いていく。
- フライパンに油を入れて160~170度に熱し、両面をカリッと揚げる。
提供:盛岡タイムス