ヨーグルト風味の豚照り焼き
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香辛料とヨーグルトに漬け込んだ鶏肉を焼いて仕上げる、インド料理のタンドリーチキン。これをヒントに、お馴染みの豚照り焼きをグレードアップさせました。
食品は発酵することで、もとの素材より栄養価や味の風味が増したり、保存性が高まったりします。
今回は発酵食品の代表のヨーグルトとみその組み合わせ。肉になじませ、寝かせると相乗効果を発揮します。味にコクとまろやかさが生まれるのはもちろん、焼いたあとも固くなりません。お弁当にもお薦めです。
下味を付けた肉は、小麦粉を付けてフライにし、ポン酢やおろししょうゆで、さっぱりいただくこともできます。発酵食品は、数種類組み合わせたり、菌を活性化させる他の食材と一緒に食べたりすると栄養価がさらにアップ。健康増進に役立ちます。毎日の食卓に上手に取り入れ、暑さで消耗した体を元気にしてください。
【ヨーグルト風味の豚照り焼き】
〈材料〉２～３人分
豚肩ロース肉 200㌘
プレーンヨーグルト（Ａ） 100㌘
からし（Ａ） 小さじ１
みそ（Ａ） 大さじ１
しょうゆ（Ｂ） 大さじ１
みりん（Ｂ） 大さじ２
料理酒（Ｂ） 大さじ１
砂糖（Ｂ） 小さじ１
すりおろし生姜（Ｂ） 小さじ２
〈作り方〉
- Ａの材料をよく練り合わせる。
- 肉の上にＡを薄く塗り、その上に肉を載せ、さらにＡを塗りを繰り返す。
- チャック付きのビニール袋などに入れ、一日冷蔵庫で休ませる。
- 焼く前に皿に広げて常温に戻し、軽く水分を拭き取る。
- 熱したフライパンにオリーブ油をひき、肉を並べる。
- 軽く焦げ目が付いたら、ひっくり返し、さらに焼き、取り出す。
- フライパンの表面を軽く拭き取り、中火にかけ、Ｂのたれを入れる。沸騰して煮立ったら、肉を戻し入れ、手早くからめる。
提供：盛岡タイムス
