ごま風味の梅そうめん
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猛暑が続き、夏バテが心配されます。熱さで食欲が落ちているときにも、さっぱりと食べられるオリジナルそうめんを考えました。さわやかな酸味で食欲をそそる梅干しは伝統的な健康食品。殺菌作用をはじめ、酸味のもとになるクエン酸には疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。最近では血液の浄化作用や、血圧の上昇を抑えて動脈硬化の発生を抑制する作用があることも分かってきました。
ごまも、肝臓にたまった脂肪を燃焼しやすくしたり、血管の壁に付着したコレステロールを除去したりする効果があります。ビタミンB1の吸収を高めるミネラルも豊富です。
丁寧にとっただし汁は、余分な塩分を加えなくてもうま味があり、上手に使うと、減塩につなが
ります。三陸はおいしい昆布の産地。ぜひ、活用してください。
【ごま風味の梅そうめん】
〈材料〉2~3人分
そうめん 200㌘
青ジソ 5枚
梅干し 2個
※だし汁
水 2ℓ
かつお節 40㌘
昆布 40㌘
※ごまだれ
ショウガのすり下ろし 大さじ1
白練りごま 大さじ1
みそ 大さじ1
砂糖 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
酢 大さじ2
ごま油 大さじ1
〈作り方〉
- だし汁を準備する。昆布を鍋にはった水に入れ、中火で5~15分ほど煮出す。昆布を取り出したら、おたま1杯分、差し水する。かつお節を入れ、一煮立ちしたら、こし器や布巾でこす。粗熱をとって、冷蔵庫で冷やしておく。
- ごまだれを作る。みそと砂糖を合わせて練り、白練りごまを加えて混ぜる。しょうゆ、酢、ショウガのすり下ろし、ごま油を加えて混ぜる。
- 青ジソは千切りにする。
- 梅干しは種を取り除き、たたいておく。
- そうめんは、ゆでて水洗いし、氷水で引き締めて水気を切って盛り付ける。
- そうめんにごまだれをかけ、青ジソ、梅を飾る。最後に冷たいだし汁を適量注ぎ、出来上がり。
提供:盛岡タイムス