体が整うあったか夜食
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秋から冬へ。朝晩と日中の温度差が大きく、体調管理に注意が必要な時期です。体を芯から温め、自律神経を整えるジャガイモのレシピ。シンプルですが、ビタミンCやたんばく質がバランス良く取れ、子どものたちの冬の夜食にびったりです。
ニンニクやネギに含まれるアリシンは、糖質をエネルギーに変えるための必須栄養素。ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果があると言われています。血行を促進し、体をぽかぽかにする働きもあります。一度に使う量はわずかなので、こまめに料理に取り入れる工夫をすると良いでしょう。
盛岡市も特産化に力を入れるアロニアは、ブルーベリーの2倍以上のアントシアニンを含むため、目の疲労回復効果が期待できます。ジャムに加工されたものが産直などで手に入りますので、ぜひ、地場のものを活用してください。
【ジャガイモとガーリックのミルク煮、アロニアトースト添え】
〈材料〉2~3人分
ジャガイモ 3個
ニンニク 1片
牛乳 1カップ
ショルダーベーコン 40㌘
しょうゆ 小さじ2
塩 少々
万能ネギ 2分の1本
※アロニアトースト
食パン 適量
アロニアジャム 適量
〈作り方〉
- ジャガイモは皮をむいて食べやすい大きさに切り、水にさらしておく。
- ベーコンは 1 ㌢幅の短冊に切る。ニンニクはつぶす。
- 鍋にジャガイモとニンニクを入れ、牛乳を注いで火にかけ、塩少々を加える。煮立ったら火を弱めてベーコンを加え、ジャガイモが柔らかくなるまで、ふたをして弱火でコトコト煮込む。
- ジャガイモが柔らかくなったら、しょうゆを加えて味を調え、ふたを取って煮汁を少し煮詰める。
- ニンニクを除いて器に盛り、ネギを小口切りにして散らす。
- トーストした食パンに、アロニアジャムを載せたものを添える。
提供:盛岡タイムス