雑穀で祝い寿司
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3月に入り、進級や卒業など、お祝いの席が増えてきます。ホームパーティーで新たな門出を祝う機会も多いでしょう。簡単で見た目も豪華なケーキのようなカップ寿司(すし)を作りました。
普段、食べている雑穀のうち、国産は半分以下と言われています。その貴重な国産雑穀の大部分を生産しているのが岩手です。ミネラルや食物繊維が豊富な雑穀は、栄養がぎゅっと詰まった優れた食材。雑穀を食す文化を、現代の食生活にも上手に取り入れていきたいものです。
今回はアルミカップを利用し、ケーキのように、かわいらしく盛り付けました。遠足や運動会のお弁当にも喜ばれます。器はティーカップやプリンカップを活用してもいいでしょう。ちょっとした一手間が暮らしに潤いを与えてくれます。
【雑穀と大豆入り彩り寿司】
〈材料〉ケーキカップ 6個程度
米 3合
すし酢適量(約120㏄)
※酢 1カップ
砂糖120㌘
塩 20㌘
(材料を全部合わせて砂糖が溶けるまでよく混ぜる。使うすし酢は、ご飯の量の1割程度。米1合のご飯であれば40㏄が目安)
雑穀 適量
(米と一緒に炊くもの、炊き上がったものに混ぜるもの、どちらでも可)
大豆(ドライ缶) 適量
卵 1個
キヌサヤ 5枚
スモークサーモン 1パック
〈作り方〉
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ご飯を固めに炊く。
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フライパンに卵液を流し入れ、綿糸卵を作る。
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キヌサヤは塩を入れた湯でさっとゆでる。
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スモークサーモンは1枚ずつくるくる巻いて花のようにする。
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炊き上げたご飯をすしおけなどに入れ、すし酢を加えて酢飯を作る。
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雑穀、大豆も一緒に混ぜる。
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カップに雑穀ご飯を盛り、錦糸卵を散らしたあと、スモークサーモンやキヌサヤを飾り付けて出来上がり。
提供:盛岡タイムス