サケと鶏ひき肉のふんわりハンバーグ
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11月11日は「鮭(さけ)の日」栄養豊富で、捨てるところがないと言われる旬のサケを上手に活用したいものです。
サケは消化吸収の良い良質なたんぱく質が豊富。脂肪分もEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)など不飽和脂肪酸が中心で、これらの成分は血液の流れを良くし、動脈硬化や血栓、高血圧を予防する効果があると言われています。
栄養素の代謝を促すビタミンB群、カルシウムの骨への吸収を進めるビタミンD、抗酸化の力で細胞を守るビタミンEも多く、生活習慣病予防にお勧め。身の赤い色素に含まれるアスタキサンチンにも高い抗酸化力があり、老化防止や美容につながる食材です。
年を重ねると、胃に優しい、さっぱりしたものが食べたくなります。サケと鶏肉のハンバーグは、食感が重過ぎず、高齢者にも喜ばれるはず。今回は和風だれで仕上げましたが、ケチャップやソースでも美味です。
【サケと鶏ひき肉のふんわりハンバーグ】
〈材料〉2~3人分
サケの切り身 2切れ
鶏ひき肉 200㌘
長ネギ(白い部分) 2分の1本
★材料(A)
大葉(みじん切り) 4枚
卵 1個
みそ 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
ショウガ汁 小さじ1
片栗粉 大さじ1
ごま油 大さじ1
★あまだれ
みりん 300㍉㍑
しょうゆ 80㍉㍑
砂糖 小さじ2
塩、こしょう 少々
〈作り方〉
- サケの皮を取った切り身と鶏のひき肉をすり鉢、もしくはフードプロセッサーでする。粘りが出たら材料(A)を入れ、軽くまぜる。
- 1個ずつ形を整え、フライパンに油を引き両面を焼く。
- あまだれの材料を鍋に入れ、半分ぐらいの量になるまで煮詰める。
- 器に盛り付け、あまだれをかけていただく。
提供:盛岡タイムス