ゆで鶏のトスカーナ風マリネ
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フィレンツェなど多くの古都があるトスカーナ地方はイタリア・ルネサンスの中心地。フランス料
理は16世紀に、この地方の料理の影響を受けて成立したと言われています。ブドウやオリーブの名産
地でもあり、特産の「キャンティワイン」が有名です。留学したフランスの料理学校では、ヨーロッ
パの歴史や文化を丁寧にひもとくところから、学びが始まりました。
料理は、その土地の風土や人の生きざまを色濃く反映したものなのです。聖夜、イタリアの風を想像しながら、ディナーを楽しんでみてはいかがでしょう。
【ゆで鶏のトスカーナ風マリネ】
〈材料〉4人分
鶏胸肉 2枚
ゲランドの塩 2㌘
セロリの葉 4枚
玉ネギ(みじん切り) 大さじ1
固形スープの素 1個
黒こしょう 適宜
ローリエ 1枚
水 適宜
※マリネ液
オリーブオイル 60㏄
レモン汁 30㏄
ワインビネガー 15㏄
タイム 適量
ゲランドの塩 2㌘
こしょう 少々
レーズン 60㌘
しょうゆ 5㏄
〈作り方〉
- ゲランドの塩をすり込んだ鶏胸肉を鍋に並べ、ローリエ、セロリの葉、玉ネギのみじん切り、固形スープの素を入れ、水をひたひたに注ぐ。
- ふたをして、やや弱めの中火で20分蒸し煮する。
- 汁に漬けたまま冷やす。
- マリネ液の材料を混ぜてバットに入れ、そこに冷やした鶏胸肉を浸し、半日から一晩、冷蔵庫で漬け込む。
- 味が染みた鶏胸肉を手で割いて器に盛り付け、残ったマリネ液をかける。
【チキンライスのホワイトソース添え】
〈材料〉4人分
米 2合
固形スープの素 1個
水 360㏄
バター 20㌘
玉ネギ 2分の1個
鶏もも肉 80㌘
※ホワイトソース
牛乳 200㏄
薄力粉 15㌘
バター 15㌘
〈作り方〉
- 熱したフライパンでバターを溶かす。
- バターが溶ける前に、玉ネギのみじん切りを加え、炒める。
- 玉ネギがしんなりしてきたら、鶏もも肉を加え、表面の色が変わるまで炒める。
- 洗った米を炊飯器に移し、③を載せる。
- 鍋に水と固形スープの素を入れ、沸騰させたら④に加え、早炊きする。
- ホワイトソースを作る。ボウルに振るった薄力粉を入れ、牛乳を加える。フライパンにバターを入れて溶かし、ボウルの中身を加えてクリーム状になるまで強火でかき混ぜる。
- 炊き上がったチキンライスにホワイトソースをかける。(赤パプリカを刻んでアクセントにすると、クリスマスらしい一品になります)。
提供:盛岡タイムス