高野豆腐カツ
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素材は乾物、見た目は「ヒレカツ?」。保存食でもある高野豆腐が、メインの一品になる料理をご紹介します。
高野豆腐はだし汁と合わせて煮物にするのが定番ですが、今回はその厚みを生かして「カツ風」にアレンジしました。
下味がついていますので、カラリと揚げて、弾力のある食感とともに味わってください。
材料の地粉(じごな)とは、その土地で生産製造された粉で、薄力粉と強力粉の中間の中力粉。本県では「南部小麦粉」が知られています。
地粉を水で溶く時の割合は、地粉50グラムに対して水50ccが目安です。
料理のポイントは、高野豆腐を水で戻した後に流水でよく洗うこと。水の白いにごりがなくなるまで、絞りながら洗ってください。
主な材料は高野豆腐だけ。家計にやさしく、短時間でできるので、レパートリーに加えておきたい一品です。
【高野豆腐カツ】
〈材料〉
高野豆腐 2枚
油 適量
地粉 適量
パン粉 適量
◎調味料(A)
しょうゆ 大さじ1
ショウガの絞り汁 小さじ2
酒 小さじ1
〈作り方〉
① 高野豆腐は水に浸して戻し、絞りながらよく洗って水気を切り、半分の大きさに切る。
② ①を(A)に浸した後、水で溶いてねっとりさせた地粉、パン粉の順につけて170度くらいの油できつね色になるまで揚げる。