なめたけとしその冷製パスタ
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この暑い時期にぴったりな、冷たくてさっぱり食べやすいパスタをご紹介します。
作り方はとても簡単。ゆでたパスタを氷水で冷やし、その上になめたけや大根下ろしを盛り付けるだけです。余計な調味料も使わず、なめたけの塩味とかつお節の香ばしさがパスタのおいしさの決め手になっています。
なめたけの原料であるえのきには、ビタミンB群が多く含まれています。その中には免疫細胞を活性化させ、抗がん作用のあるベータグルカンの一種、レンチナンがとても多く含まれているほか、ビタミンB1やB2、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも豊富でとても栄養満点なきのこで
す。そして、100㌘あたり22㌔㌍ととても低カロリーなほか、食物繊維もたっぷり入っています。
また、切ったりすり下ろしたりすることで大根にはイソチオシアネートという成分がつくられます。これは大根の辛み成分で、殺菌効果や抗酸化作用があります。その成分は下ろした直後に特に多く含まれるそうですので、食べる直前に大根を下ろしてからかけるのもいいかもしれませんね。
今回はなめたけなどを冷たいパスタにのせていますが、そうめんやうどん、あたたかいパスタにも合いますので、試してみてください。
【なめたけとしその冷製パスタ】
〈材料〉
なめたけ(びん詰) 2分の1本
青しそ 3枚
大根下ろし 3㌢の長さ分
かつお節 1袋
パスタ 100㌘
オリーブ油 適宜
〈作り方〉
①鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら塩をひとつかみ入れ、パスタをゆでる。
②ゆであがったパスタを氷水で冷やし、水気をしっかり切ってオリーブ油をからめる。
③青しその葉は千切りにし、大根は下ろしにする。
④パスタを皿に盛り、その上にたっぷりの大根下ろしとなめたけ、かつお節をのせ、青しそを散らして完成。